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【コラム】法律お役立ちコラム《債務整理_vol9》
債務整理について弁護士に相談する際に用意しておくべきこと
1 はじめに
借金を始めたときには少額の借入で返済も大変ではなかったのに、気が付いたら借入が頻繁になり、利息がかさみ、元金はほとんど減らず、残債が増えていく一方、というケースは珍しくありません。
返済のために資金繰りが自転車操業になり、日常生活がお金のやり繰りで頭がいっぱい、という状態は、本当に苦しいものです。
そのような状態の方は、無理を続けず、弁護士に相談することをお勧めします。
ご相談いただければ、借入の額や生活状況などから、任意整理・民事再生・自己破産など、最適な解決策をご提案することが可能です。
当事務所では、債務整理についての豊富な実績があり、相談者の不安を丁寧に解消しながら、適切な処理を致します。
2 弁護士に相談する際に用意しておくべきこと
弁護士に相談をする際には、以下の点を用意しておくと、相談がスムーズに進みます。
弁護士に口頭で伝えても構いませんが、箇条書きでよいので、メモを作成して持参するとスムーズです。
【借入状況について】
・債権者名(借入をしている業者名)
・借入時期
・現在の残高
・月々の返済額
・既に訴訟などを起こされている場合は、裁判所から届いた書類一式
【資産状況について】
・所有不動産
・所有車両
・契約している保険の有無、内容
・株式などの有価証券の有無、内容
・その他、ご自身の名義で所有している資産の有無、内容
【弁護士に正式に依頼をする場合】
・身分証明書
・印鑑
3 さいごに
ご相談を経て正式に弁護士に依頼をした場合、弁護士はすぐに債権者に通知を送り、これにより債権者からの督促はストップします。
ご自宅に督促状が届いたり、電話がかかってくることは一切なくなります。
もちろん、勤務先やご家族に連絡が入ることもありませんので、ご安心ください。
その他、弁護士に依頼をするにあたっては色々と不安な点もあるかもしれません。
ご相談の際には、そのようなご不安や疑問について、遠慮なくお尋ねください。